本日から数回に分けて、長岡地区でも特に印象的なイチョウにスポットをあてて黄葉状況をお伝えします。
なお、長岡地区のイチョウレポについては今年は2度めの投稿となります。
すこし、黄葉がすすんでいる木が多い印象です。
前回もご説明しましたが、長岡地区は、祖父江町の中でもそぶえイチョウ黄葉まつりの会場や名鉄尾西線 山崎駅のある山崎地区を東側とすればその真反対になり、木曽川河畔、もっといえば、岐阜県境にあり、さらに西方40kmには伊吹山が鎮座しています。
そこから届く「伊吹颪(イブキオロシ)」と呼ばれる冷たい風が一番最初に吹き付けることもあり、祖父江町の中でも昼夜の気温差が一番大きいエリアのため、イチョウ黄葉が比較的早いのでは、と考えています。
また、「大粒イチョウの苗木が手に入らず途方に暮れていたところ野鳥が目の前にポトンとおとしていった枝を接ぎ木してみたらそれが見事な銀杏をつけるまでに育った」という伝説をもつ「栄神(えいしん)」という、祖父江ぎんなん品種の原木のひとつが現存する地域でもあります。イチゴの12倍という抗酸化作用をもつ(祖父江町商工会にて調査済)この品種は、祖父江町全体の1~4%ほどの希少なものとなっています。

後日、長岡#3をお伝えします